【イベント&ツアー報告】S様ご家族プライベート南湖一周2泊3日旅

乗り方練習を終えて、颯爽とびわ湖大津プリンスホテル前からスタートするS様ご一行

関東方面にお住まいのS様より2月に突然お電話いただき、

「母がビワイチしたいっていうのです。でも70歳超えてるから心配で・・・どうすればいいですか?」とご相談くださいました。

聞けばご依頼主のお母様はテレビでビワイチの様子をみて一度チャレンジしてみたいと仰ったのだとか。そこでご依頼主となる娘さんがE-OMI CYCLING TOURSのホームページを見つけご連絡いただいた次第です。

まさに当社がサポートしなければならないお客様からのお電話に喜びつつも、色々とご事情をお聞きし、いきなりの北湖一周のまえに2泊での南湖一周をご提案しました。とは言っても南湖は一周約50km。ママチャリレベルのスピードでも1日で回れてしまいます。

S様からは3日間で温泉もカフェもお寺めぐりもやりたいとのご希望。ということで、ゆっくりしっかりディープに地域観光しながら巡っていただくプランとし、滋賀の魅力をとことんお伝えすることとしました。

当店から石山寺の参拝を目指す予定の1日目。残念ながら雨が結構強くなりそうな予報だったので、急遽S様に相談して観光タクシーをチャーター。このあたりの対応はツアー運営を行う当社が旅行会社だからできることです。

結果的に雨は降りませんでしたが、遠くからお越しになったばかりでいきなりの自転車よりかは良かったのかもしれません。

この日は大津にある「びわ湖大津プリンスホテル様」にご宿泊いただきました。

【びわ湖大津プリンスホテル】

住所: 滋賀県大津市におの浜4-7-7
TEL: 077-521-1111
FAX: 077-521-1110

2日目はホテルの前の駐車スペースを特別に許可をいただき、交通ルールや、サイクリングのマナーのお話、そして自転車の練習をまずはしっかりと実施。

そして、いざ南湖一周の旅が始まりました!

およそスタートから休憩まで約5km程度で区切って、スピードも時速10〜15kmと、普段のお買い物のペースよりやや速めで走っていきます。いつもより少し早くても電動アシストが勝手にグイグイとそのくらいのスピードまで上げてくれるので、体力差が気になりませんよ。

スタートしたびわ湖大津プリンスホテル様の対岸で休憩

まずは全長1200mの近江大橋を渡って、約4km先の「湖岸緑地・帰帆島公園」で休憩。

ここからだとちょうとスタートしたびわ湖大津プリンスホテルが対岸に聳えるのを見ることができます。人工島の矢橋帰帆島は琵琶湖の湖水との距離がとても近い。対岸にみえる比叡山も草津と守山市では見える姿が変わる、なんて話もしつつ時間を気にせずのんびりおしゃべり。

皆さん口々に「琵琶湖ってこんなに大きいの?」と仰います。いやいや、ここはまだまだ小さいのですが・・・。やはりテレビで見るのと自分の目で見るのではかなりイメージが違うらしいです。

次の休憩場所「湖岸緑地・志那1公園」では満開のネモフィラの花畑がお出迎え。

このように南湖の東岸はキレイで過ごしやすい公園がたくさんあるので、アウトドア気分を満喫できますよ。

守山市・サイクリストの聖地碑にて

お昼ご飯はスタートから13km地点の「道の駅草津」。その前に琵琶湖博物館で琵琶湖のことをたっぷりとお勉強です。

お腹がいっぱいになったところで、午後のサイクリングをスタート!

あっという間に守山市にある「サイクリストの聖地碑」へと辿り着きました。S様もお母様も「あ、ここテレビに出てたとこだわ!」と、自身の足で辿り着いたことにとても感慨深げでした。

琵琶湖にかかるもっとも大きな橋「琵琶湖大橋」を渡りました。ここは湖面から26mの高さがあるので、普通の自転車だと押し歩きする人もいるほどの上り坂。でも皆さんスイスイと登って行かれます。

てっぺんにある展望台は歩行者と自転車のみが行ける場所。

そこから見える雄大な北湖を見ながら、「いつかは全部回ってみたい・・・」そうお母様が呟かれました。私もぜひ北湖をご案内したいです、と心の中で誓いました。

南湖の西岸へと渡ればそこは堅田の町。

ここは海賊ではなく「湖族」の歴史が彩る街です。ここで100年近く続く老舗の和菓子屋「金時堂」さんに寄って、ちょっと歴史のお勉強とデザートタイム。この時期ならではの大きな苺大福をご賞味いただきました。

【金時堂】
住所 〒520-0242 滋賀県大津市本堅田2-11-31
問い合わせ先 TEL:077-572-0061
FAX:077-572-0061
営業時間 9:00~19:00
定休日 火曜、日曜の午後

オンラインショップ:滋賀の名品のリンク 
おごと温泉・湯元館

滋賀で温泉といえばおごと温泉ですね。

「湯元館」様はおごと温泉の旅館の発祥となる由緒ある宿です。落ち着いた高級感ある館内、ホテルスタッフの方の心配り、滋賀の食材を使った美味しいお食事など、どれも素晴らしいお宿となっております。

今回は当社の自転車も館内で預かってくださいました。

2日目の走行距離は約32km。いくら電動アシストの力を借りたとして慣れないとやはり疲れますし、お尻も痛いです。今晩は温泉でしっかりとお休みいただきました。

【湯元館】
〒520-0102 滋賀県大津市苗鹿2丁目30−7
TEL:077-579-1111

最終日のルートはおごと温泉から大津駅までの約13km。

この日のルートは交通量は比較的少ないけど、いわゆる地道というところを走っていきます。快適に走れるサイクリングコースではないのでゆっくりと寺社仏閣を巡りながらゴールを目指していきます。

S様のご家族皆さんそれぞれにご朱印帳をご持参でしたので、坂本の御朱印をいただけるお寺などによってみることとしました。

坂本にある僧坊のひとつ「律院」様は、普段は一般公開はされていません。御朱印マークがあったので行ってみたところ、たまたまご住職がでてこられ、非公開のお庭を見て行かないかと言ってくださり、楽しいお話とともにお庭を楽しむことができました。(あとで調べたらご住職は千日回峰行を遂げられた阿闍梨様でした・・・。とってもお偉い方だったとは・・・)

ゴールの大津駅にて

お昼頃にちょうど大津駅にゴール。

琵琶湖一周とはいきませんでしたが、今回特別に「南湖一周完走証」をお作りしお渡ししました。ビワイチ目指してはるばる関東からお越しくださったお母様の思いに少しでも応えられたら・・・の思いでご用意。皆様大変喜んでくださいました。

拙いガイドではありましたが、S様には3日間まるで家族気分で接してくださり、こちらとしてもとても楽しくご案内できました。皆様の思い出に残るびわ湖の旅になっていれば幸いです。

S様ご家族ご一行様、今回はご参加いただき大変ありがとうございました!

このように当ツアーではお客様の体力や想い、ご事情などを細かくやりとりし、可能な限りご希望に沿った旅をご提案させていただきます。ビワイチなんて無理と思わず、ご自身のペースで楽しんでいただけるようなサポートサービスを心がけます。

是非、皆様のビワイチの夢を当ツアーで叶えさせてください!

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